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すべての人が真の自由(精神的自由、経済的自由、時間的自由)を手に入れ、豊かな暮らしを実現できる世の中を作るプロフェッショナルコーチの幸治 里織です。
今日は『起業したのにうまく行かないならマインドの使い方を習得しよう!』ということについてお話しいたします。
マインドとは
あなたは、マインドという言葉を聞いたことがありますか?
起業しているなら、この言葉は何度も聞いたことがあるかもしれません。
マインドとは、「心」や「精神」という言葉で表されます。
中でも、ビジネス(起業)においてのマインドは、成果を出すための心や精神状態のことを言ったりもします。
起業するということは、ビジネスをやっていることなのですが、一人で起業した人の多くは、これをビジネスだと認識していません。
そのため、ビジネスマインドが整っておらず、事業がうまく行かないということがあるのです。
そこで、今回は起業したのにうまく行かないという方向けにマインドの使い方の習得方法についてお伝えしたいと思います。
マインドの使い方を習得するメリット
先程、マインドとは、心や精神という言葉で表されるとお伝えしました。
実際、マインドという言葉を聞くと「心」という言葉が頭に浮かぶ方も多いでしょう。
コーチングにおいて、マインドとは「脳と心」のことを表します。
「脳」と「心」ではなく「脳と心」です。
一般的に、心はそれ単体で存在するものと思われています。
あなたもそう思っていませんか?
ですが、実は心というものは、脳の作り出したものなのです。
ですから「脳と心」は同じものだと理解するといいでしょう。
マインドの使い方を習得するということは、脳の仕組みを理解するということと同意になります。
脳がどのように働くからこのように感じるのだということを知れば、自ずと考え方や行動も変わっていきます。
マインドの使い方が理解できれば、なりたい自分になれるし、思い通りの人生を歩むことができます。
このようなことを言うと、怪しいと思われるかも知れませんが、全く怪しくもなんともありません。
それは、認知科学でも証明されていることだからです。
つまり、思い通りに事が進まないのは、マインドをうまく使えていないと言えるでしょう。
マインドの使い方を習得すれば、あなたの人生は思い通りになります。
それをやるかやらないかはあなた次第なのです。
マインドの使い方をマスターする3ステップ
ここからは、マインドの使い方をマスターするためのテクニックをお伝えしていきます。
自分の力を信じる
あなたは、自分の力を信じていますか?
何か目標を立てても「きっと私には無理だ」と思っていませんでしょうか。
起業してもうまく行かない大きな理由は、自分の力を信じていないことがとても大きいです。
自己肯定感が低く、何をやってもうまくいかない、と思い込んでいるからでしょう。
人は、誰でも無限の力を持っています。
ただ、それを発揮できていないだけです。
コーチングでは、目標を達成できる自己能力の自己評価のことをエフィカシーと言います。
エフィカシーは常に高く持ち続けましょう。
何かにつまづいても、必ず自分は目標を達成できる、すごい人間だと思い続けるのです。
このように言うと、ナルシストのように聞こえるかも知れません。
ですが、自分の力を信じるのは自分自身でいいので、他人に言う必要などありません。
思いっきりナルシストで構わないのです。
常に自分の力を100%信じて前に進んで行きましょう。
大きな目標を立てる
あなたは目標を立てる時、どのようにしていますか?
すぐに達成できそうな目標を立てていませんか。
目標、つまりゴールを設定する時、コーチングでは現状の外側に設定しましょうとお伝えしています。
現状の外側なんて、どのようなものか全く分からないと思いますが、それでいいのです。
今まで見たことも聞いたこともないような大きなゴールを設定します。
自分が想像できないぐらいの大きなゴールがいいのです。
なぜ大きなゴールを設定することが大切なのかというと、ゴールが現状から遠ければ遠いほど、離れていればいるほど、エネルギーが湧き出てくるからです。
あまりにも遠すぎるからエネルギーなんて湧かないのではないかと思うかも知れませんが、その逆で、遠ければ遠いほど、ゴム紐のようにテンションがかかってそこに向かおうという気持ちが高まります。
逆にゴールが近いと、何もしなくても達成できると無意識が判断してしまい、エネルギーが湧きません。
多くの人はこのようなゴールを設定しています。
だから、何かをやろうとしてもエネルギーが出てこず、うまくいかないのです。
起業でうまく行きたいのであれば、現状の外側の大きなゴールを設定します。
そうすれば、そこに行きたくて仕方がないので、真剣に取り組むことができ、成果が出るのです。
目標は他人に言わない
目標、ゴールは人に宣言してコミットしよう。
あなたはこのようなことを聞いたことありませんか?
多くの起業塾などでこのようなことを言われていると思います。
そして、受講者同士、お互いの目標を言って、頑張っていきましょう、などと励まし合うこともあるでしょう。
実は、これはゴールを達成するには逆効果となります。
その理由は、他人に自分のゴールを伝えることで、それが「やらなければいけないこと(have to)」になってしまうからです。
人は、やらなければならないと思うと、やりたくなくなります。
無意識は本当にやりたいことしかやろうとしないからです。
そのため、やらなければならないことは、やらないでいいように無意識が働きかけます。
やる気がなくなるように仕向けてくるのです。
そうすると、いくら頑張ろうと思っても、本心でやろうと思えないことはできないのです。
また、他人に言うことで否定されたりすることがあります。
「無理に決まってる」「なんでそんなことしようと思うの?」などと、一見、あなたのことを心配しているようなそぶりでやめさせようとしてきます。
これをドリームキラーと言います。
あなたの夢を壊そうとする人のことです。
ですから、他人にはゴールは一切言わずに、自分の中だけで留めておきましょう。
唯一、ゴールを言ってもいい人がいます。
それは、プロのコーチです。
コーチはクライアントの利益100%で行動します。
プロのコーチに相談すれば、現状の外側に連れて行ってもらえるので、ゴールも達成しやすくなるのです。
まとめ
マインドの使い方をマスターするには、今回お伝えした3つのことを実施していただければと思います。
そうすれば、起業して思い通りにいかないと言うことはまずないでしょう。
多くの場合は、自分の目標やゴールを人にペラペラ喋ってしまうことで、意欲がなくなってしまいます。
人に共感してもらいたいと言う気持ちもわからなくはないですが、聞いた人は直接的にはあなたに言ってこなくても、心の中で「そんなこと無理に決まってる」とドリームキラーになってしまうでしょう。
「きっとうまくいくよ」と言ってくれる人であっても、心のどこかであなたに嫉妬したり、失敗すればいいのに、と思い、ドリームキラーになっているかも知れません。
ですから、プロのコーチ以外には何も言わず、エフィカシーを高く持ち、現状の外側にゴールを設定して前に進んで行きましょう。