こんにちは。
すべての人がお金、時間、社会のしがらみから自由になり、豊かな暮らしを実現できる世の中を作る起業コーチの幸治 里織です。
今日は『ネット集客はどうやるの?成功させる7つのポイント。集客のプロがこっそり教えます』ということについてお話しいたします。
目次
ネット集客とは?
ネット集客とはインターネット(Web)のツールや媒体をを使って未来のお客様候補や顧客を集めることです。
「Web集客」とも言われ、SEO対策やSNSなどで集客を行います。
インターネットが普及する前は、チラシ(折込チラシやポスティング)やCM、雑誌広告などといったアナログ集客が中心でしたが、現在では、スマートフォンの普及により、インターネットが身近な存在となったことから、ネット集客をする企業や個人の起業家が増えてきました。
ただし、ネット集客をするにはどのような目的で活用するのかを事前に決めて行動しないと、全く無意味な行動となります。
つまり、ネット集客は「マーケティング」のひとつとも言えるのです。
そこで、ネット集客の7つの方法と成功するためのポイントをまとめました。
ネット集客がオススメの理由
インターネットを使った集客は、運用や人件費のコストが安い、コンテンツの資産化などメリットがたくさん。
ユーザーの分析ツールも無料で使えるものがあるなど、ネット集客初心者にとってありがたいことです。
また、ネット集客を稼働させると24時間働いてくれる営業担当の役割を果たしてくれるため、時間の節約にもなります。
集客目的に合わせてツールの使い分けを行えるなど、自由度も高いといえます。
ですが、ネット集客にもデメリットも存在します。
メリット・デメリットを理解した上でネット集客を行うといいですね。
ネット集客のメリット
ネット集客のメリットは・・・
といったものがあります。
まず、低コストという面では、ネット集客を一度稼働させると、24時間365日フル稼働してくれる営業担当者へと変身してくれます。
アナログ集客に比べて、場所や人員の確保ということも不要。
そのため、低コストで運用することができます。
次に、ネットを使った集客は狙った地域のターゲットはもちろん、全国、全世界へと発信することができます。
あなたがアプローチしたいターゲットの多くに情報を届けることが可能。
アナログ集客では届けることができなかったターゲットに向けて情報発信できるのもネット集客の特徴です
次に、ネット集客に使うコンテンツは「あなたの資産」となり、ずっと活躍してくれます。
資産化できるコンテンツとしては、検索結果でヒットするものでなくてはならず、ホームページ、ブログ、Youtubeがあげられます。
これらは、検索されて閲覧されることで活躍してくれる存在になるのです。
最後に、ユーザー分析については、ネット集客ではどこの地域に住んでいる人が、どのデバイス(パソコンやスマホなど)を使って、どのページやブログを見てくれたのかという分析も無料でできます。
分析ツールとして有名なのが、Googleアナリティクス。
サイトの分析を行うことで、ユーザーの動向などが見え、ターゲットにあった施作に取り組むことができます。
また、分析結果から情報のアップデートなどもできるのもネット集客のメリットです。
ネット集客のデメリット
ネット集客のデメリットは・・・
といったものがあります。
まず、同業者が多いという点ですが、ネット集客はメリットが多いため、導入する起業家も多いです。
ですから、自社と他社の違いをしっかり明記する必要があります。
つまり、あなたの「ウリ」をしっかり伝えることができなければ、競合他社の中に埋もれてしまい、ネット集客で効果を得ることができない、ということになります。
次に、ネット集客するにあたり、最低限のネットに関する知識が必要になります。
全く知識がなくネット集客を行うと、実施するまで時間がかかってしまい、途中で疲れてしまう・・・ということになりかねません。
最後に、ネット集客は長期戦になります。
今日、実施したから明日には成果があるかというと、全くそんなことはありません。
ネット集客し始めて、最短でも3ヶ月から半年、通常であれば1年以上経ってようやく効果が現れることが多いです。
ですから、ネット集客をする場合はできるだけ早く取りかかることが必要なのですね。
ネット集客の7つの方法
ここからはネット集客の7つの方法についてお伝えします。
ここでお伝えするのは、よく使われる方法6つと番外編としてひとつ紹介しています。
7番目にお伝えしている「電子書籍」は、SNSなど全くやっておらず、これから集客を始める方に特にオススメな方法です。
1.自然検索(オーガニックサーチ)
自然検索は英語でオーガニックサーチと言いますが、検索エンジンを使った集客方法です。
自然検索で検索されるのは、ホームページとブログ、Youtubeなどです。
日本ではGoogleとYahoo!Japanのふたつが中心で利用されており、シェアは両方合わせて90%以上です。
ですから、自然検索で集客をする場合はGoogleとYahoo!Japanで上位表示されるよう意識するといいでしょう。
検索エンジンで検索するのは、「悩みを解決したい」「知りたい情報がある」という場合。
ですから、これらを悩みや知識を提供することで、集客することができます。
そのためには「SEO対策」をしていく必要があります。
SEO対策とは
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、日本語では検索エンジン最適化と言い、検索結果の上位に表示させるための施作のことをいいます。
Yahoo!はGoogleの検索エンジンを利用しているため、SEO対策するにはGoogleで上位表示されるように意識することが大切です。
上位表示されるにはGoogleからの評価を上げる必要があるのですが、評価する項目は200以上もあると言われています。
その中でメインになるのが「キーワード設定」です。
サイトやブログのメインキーワードを設定して作っていくことが重要になります。
2.SNS
日本でよく使われているSNSはFacebook、Twitter、Instagram、LINEの4つ。
これらは日本人口の約80%が使うツールで、とても普及しています。
ですからこれらを使ってマーケティングをする企業や個人起業家も多いです。
ただし、SNSはコミュニティツールであるため、「販売」を目的として使うとうまくいかないことも。
SNSをネット集客で使う場合には、フォロワーとの関係性を向上させるという目的で使うといいでしょう。
また、SNSは「ハッシュタグ」などを使って投稿することが多いのですが、これらは検索エンジンでの検索結果に反映されません。
Twitte内、Instagram内などで検索する際にはとても便利で検索結果に表示されますが、検索エンジンでは結果に出ないのです。
ですが、プロフィール名に事業に関するキーワードを入れておくと検索エンジンで検索した際に、検索結果に表示されますので、SEO対策として行うといいでしょう。
SNSで集客できない理由はこちらの記事を参考にしてください。
3.メルマガ
メルマガは正式にはメールマガジンといい、複数の人に対してメールを配信できるものです。
メルマガには、登録した時点から後の配信を読めるものと、シリーズになっていて、登録していただいたら1話目から順番に配信するステップメールの2種類があります。
メルマガは、読者登録していただき配信することが可能になります。
メールアドレスや名前を登録しなければならないので、SNS集客よりもハードルが高くなります。
とは言うものの、SNS時代になった今でも、メルマガは集客に使えるツールです。
販売目的で使うのはもちろん、これからお客様になる方に自分の事業のことを知ってもらうために使うこともできます。
メルマガはネット集客で唯一のプッシュ型マーケティングです。
お客様に直接コンタクトできるツールとなります。
メルマガはプッシュ型ツールについてはこちらの記事をご覧ください。
4.ネット広告
GoogleやYahoo!Japanの検索結果に表示される広告エリアに出すことができるものです。
Google広告はリスティング広告と言われ、検索結果に連動しており、キーワードに関連した広告が表示されます。
Google検索結果の上部に広告が表示されるため、目につきやすく、見てもらえる可能性も大きいのが特徴です。
Yahoo!広告はディスプレイ広告となっており、コンテンツと連動していることが多いです。
Webページの内容を分析して、関連のある広告を表示されます。
また、よく閲覧するサイトに広告が掲載されるので、閲覧者の目にふれる頻度が増えます。
また、SNSでも広告を出すことができます。
Facebook広告やTwitter広告、Instagram広告、LINE広告があります。
SNS広告のメリットは、ターゲットの精度が高く、拡散機能もあるため、多くの方の目に触れる可能性があります。
SNSはユーザーも多いため、潜在的に悩みがある方へアプローチすることができます。
5.外部サイト
外部サイトからの集客とは、他のサイトに自分のサイトのリンクをはってもらうこと。
他のサイトにリンクをはってもらうのを「被リンク」と言います。
被リンクはSEO対策においても需要なポイントになります。
つまり、他のサイト運営者から、「このページ参考になるよ」と紹介してもらえると、Googleからはあなたのサイトがいいサイトだと判断されるわけです。
また、自分のサイトと関連のあるポータルサイトに登録するのもいいでしょう。
ポータルサイトとは、料理系の教室であれば「クスパ」だったり、レストランなどの飲食店であれば「ぐるなび」などのサイトのことで、顧客層が限定されているので、集客しやすくなります。
6.Googleマイビジネス
実店舗やサロン、教室を運営されている場合はGoogleマイビジネスに登録するのもおすすめです。
GoogleマイビジネスはGoogleマップ上に店舗情報が記載されるため、お客様の目に留まりやすくなります。
また、検索結果でも表示されますのでSEO対策としても有効です。
7.電子書籍
AmazonのKindle電子書籍は、Amazon自体が何かを買いたい人や情報を知りたい人を集客してくれるため、とても使える集客方法です。
お金を払って電子書籍を購入してくださるので、書籍の内容に興味がある場合が多いため、顧客になってくださる可能性が大きいのです。
特にオススメしたいのは、これから事業をゼロから始める方で、SNSをほとんどやったことない方。
SNSでフォロワーを増やすのは、時間も手間もかかりますが、電子書籍を利用すれば利益を得ながら集客が可能になるからです。
電子書籍は出版社を通す必要がなく、誰でも出版できるものですので、事業初心者はもちろん、すでにビジネスを始めている方でも、電子書籍集客に挑戦してみるのもいいですね。
ネット集客で成功する7つのポイント
ネット集客を成功させるためには、押さえておきたいポイントがあります。
ここではネット集客を成功させるための7つのポイントについてお伝えします。
ネット集客する目的を決める
ネット集客と一言で言っても、何を目的に集客するかを考えないと、集客はうまくいきません。
また、ホームページやブログ、SNSをやったからと言って、目的がないと成果が出ないものです。
つまり、ネット集客をやっている「つもり」になっているだけでは、未来のお客様や購入者は増えないといういこと。
勝手に集まるというわけではないのです。
ネット集客の主な目的としては・・・
などがあります。
ひとつの集客媒体で、これら全てを網羅(もうら)しよう!と欲張るのではなく、例えば、ブログではメルマガ登録、ホームページではお問い合わせ・・・などと言うように、それぞれの媒体で目的を決めておくと良いでしょう。
ネット集客するターゲットを決める
ネット集客をする場合には、ターゲット設定がとても重要です。
あなたの商品を購入してくれるであろう人はどのような人なのかを決める必要があります。
これをせずに、ネット集客すると、労力を使うだけでとても疲れてしまいます。
さらには、あなたの商品に興味のない人ばかりが集まってしまうと、購入される可能性はほぼゼロに近いでしょう。
あなたの商品を欲しいと思っている人はどんな人なのか。
ここをしっかり決めていきましょう。
ターゲットに合わせた集客媒体を使う
ターゲットを決めた後に考えるのが、どの集客媒体を使うかです。
あなたがターゲットとする人はどの媒体をよく使うのか、まずはリサーチしましょう。
例えば、30代で美容に韓信のある女性であればInstagramやTwitterなどが考えられます。
このように、あなたの商品を欲しいと思っている場所で集客することで、効果が上がります。
顧客目線の情報発信
ネット集客する際にやりがちなのが、「自分目線」の投稿です。
つまり、あなたが伝えたい情報を発信してしまうこと。
そうではなく、お客様が知りたい思う情報を発信することが大切です。
SNSやブログだと、お客様の悩みや問題解決となる内容を発信すると良いでしょう。
あなたの経験したことなども盛り込んでいくと、独自性が出ます。
お客様から信頼を得ることができたら、自然と集客することができるようになります。
強みをいかす
ネット集客を何の目的で行うのかをはっきりさせると、キャッチコピーやセールスレターも書きやすくなります。
特に、キャッチコピーを書く際には、あなたの強み、ウリ、同業他社との違いなどを明確に書くと良いでしょう。
強みを活かすことが、あなたのウリとなり、事業の特徴となります。
ネット集客は情報発信することが大切なので、強みを軸としてお客様にメッセージを届けるようにすると良いでしょう。
定期的な情報発信と情報の更新を継続する
ネット集客においては、定期的な情報発信は必須です。
ブログを月に数本だけ、SNSの発信も週に1回・・・などではお客様の目に留まりません。
ですから、定期的に情報発信をするように心がけましょう。
ブログやYoutubeといった資産化できるコンテンツの場合、発信した内容が間違っていたり、変更になった場合は内容の更新をするように心がけましょう。
常に正確な情報にしておくことで、お客様からも信頼されるようになります。
ネット集客の効果を検証する
ネット集客した際には、きちんと効果を検証しましょう。
例えば、ブログからメルマガ登録を目標にしていた場合は、1ヶ月でブログにどれぐらいのアクセスがあって何件の登録があったか、と言うことを確認しましょう。
Webサイトのアクセス数などを検証する場合には、Googleアナリティクスを使うと、細かい情報を検証することができますので、オススメです。
SNSの発信の場合も同じく、ダッシュボードを確認して、どれぐらいの人が見てくれて、フォロー数の増減なども確認すると良いでしょう。
思った以上の効果があった場合はそのままでいいのですが、効果がなかった場合は、データを検証することで今後の戦略や戦術を考えることができます。
今回のまとめ
今回は、ネット集客について、7つの方法と成功させる7つのポイントについてお伝えしました。
最後にネット集客でやってはいけないことについてお伝えします。
それは、「流行っているからやる」と言うこと。
例えば、Instagramが流行っているからこれで集客をしようと考えるとします。
ですが、あなたのお客様がInstagramを使っていなければ、無駄な努力となってしまうのです。
お客様がいないところで一生懸命頑張ると、時間と労力の無駄になってしまいます。
きちんとターゲットを設定し、リサーチしてから集客することで、成功の確率はグッと高くなります。