こんにちは。
すべての人がお金、時間、社会のしがらみから自由になり、豊かな暮らしを実現できる世の中を作る起業コーチの幸治 里織です。
今日は『コーチングとコンサルティングの違いについて』ということについてお話しいたします。
目次
コーチングとコンサルティングの違いを知りたい方へ
コーチングとコンサルティング。
同じようで全く違うこのふたつ。
多くの方が混同されており、「コーチング」を提供している方でさえ、「コーチング」ではなく「コンサルティング」を提供していることもよくあります。
そこで今回は、コーチングとコンサルティングの違いについてまとめました。
また、お悩み別にコーチングとコンサルティングのどちらを受ければいいのかもご提案しています。
コーチングとは
コーチングという言葉を聞くと、仕事の効率を上げたり、メンタル・マインドを整えて仕事やスポーツのパフォーマンスを上げるというイメージが強いと思います。
これらは間違いではありませんが、中心的な概念ではありません。
では、コーチングの中心概念とは何でしょうか?
それは、「ゴール」と「ゴール設定」のふたつです。
コーチングのテクニックは、ゴールを設定してそれを達成することにあるため、「ゴール」がとても重要なのです。
「ゴール」にはきちんと定義があります。
それは、「ゴールは現状の外に設定する」というもの。
「現状」とは現在の仕事や収入など居心地が良いと感じるもので、今のあなたを取り巻いている環境のことです。
このような「現状」から抜け出すためにゴール設定が必要なのです。
現状の外側は現状の内側からは見えません。
見えないということは、自分でゴール設定をするのはほとんど不可能に近いということになります。
実は、仕事の効率を上げたり、仕事のパフォーマンスを上げると言ったことをゴールと言ってしまうと、コーチングそのものがとても萎縮してしまいます。
コーチングはもっと大きなもので、あなたの人生を丸ごと変えてしまうぐらい大きな影響力を持っていいるのです。
セルフコーチングとパーソナルコーチング
個人向けのコーチングには自分自身でコーチングを行う「セルフコーチング」とコーチに付いてコーチングを行う「パーソナルコーチング」の2種類があります。
セルフコーチングはコーチング概念などを自分自身で学び、「ゴール設定」などのコーチングを自分で実践していくもの。
パーソナルコーチングはコーチと1対1でセッションを通じて、コーチがクライアントのゴールを設定するためのお手伝いをします。
プロのコーチからパーソナルコーチングを受けると、「現状の外側」のゴール設定がスムーズに行うことができるのです。
コンサルティングとは
コンサルティングとは、あなたが今抱えている課題や問題について解決策を提案するものです。
また、今後事業をどのようにしていくかというような「戦略・戦術」ベースの提案なども行います。
自分自身では解決できない課題や問題がある場合に、その領域に知見のあるコンサルタントに相談することで、今後実施してく方向性なども見えてきます。
具体的な提案やマネジメントも行う
対個人のコンサルティングではあまりなされませんが、課題の洗い出しや問題点の整理などを行い、それらの解決策を提案し、戦略などの決定することもあります。
それで終わりではなく、これらを実行するためにクライアントと伴走することも求められることがあるため、詳細のタスクやスケジュールなどの具体的な計画に落とし込んで、課題解決を目指します。
コーチングとコンサルティングのどちらを受けたらいいか
コーチングとコンサルティングの違いについて理解した上で、あなたにとってどちらが必要かを考えて受けましょう。
目的が違うものを受けてしまうと効果が出ませんので注意してください。
コーチングがオススメの方
コーチングは、「今の現状から抜け出して大きく飛躍したい」「人生を丸ごと変えたい」という方にオススメです。
コーチングでは、「現状の外側にゴール設定をする」ということが必要なのですが、現状の内側にいると、どうやってゴール設定をすればいいのかわかりませんので、コーチの手助けが必要になります。
現状の外側にゴール設定がなされると、今まで見えなかったゴール達成の方法が次々と見えてきます。
それは、現状では気づいていなかったものに気づくようになり、自分自身でゴールに向かって歩き始めることができるのです。
コーチングは一度受けると、自分自身でゴール設定ができるようになりますので、何度も受ける必要がありません。
ゴールが現状の内側、例えば、年収を●●万円に上げる、などであれば、自分自身で設定できるためにコーチングは不要となります。
また、現状のままでいい、大きく飛躍する必要もないし、人生丸ごと変えたくないという場合もコーチングは不要です。
コンサルティングがオススメの方
コンサルティングは、今抱えている課題や問題点を自分自身で解決できないために、手助けが必要な方にオススメです。
課題や問題点は、自分自身では見つけることが難しい場合があります。
そのようなときにはコンサルタントが外側から見ることで、課題・問題点を見つけ出すことができます。
事業がうまく行っていないときには、何が悪いのか、どうすればいいのかわからなくなってしまい、空回りしがちです。
そのようなときに、現状を把握し、アドバイスしてもらえるコンサルティングを受けることで、課題・問題点を解決し、前に進めるようになります。
さらに、自分の進む道を自分で決められず、導いてもらいたいという場合にもコンサルティングはオススメです。
道を示してもらうために、継続してコンサルティングを受ける必要があります。
コンサルタントの言う通りにやるのは面白くない、指示されるのは嫌だ、自分自身で考えて行動したい、と言うような方はコンサルティングは不要です。
今回のまとめ
今回は、コーチングとコンサルティングの違いについてまとめました。
これらは全く別物ですので、その特徴をしっかり理解して、自分にはどちらがベストなのかを選択する必要があります。
ゴール設定でいうと、コーチングは現状の外側、コンサルティングは現状の内側ということになります。
あなたのお悩みに合わせて、コーチングとコンサルティングを活用してくださいね。
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