育児中 稼ぐ – 育児中に教室開業して稼ぐには?自宅で稼ぐプロがこっそり教えます【起業・集客・コーチ・コーチング・コンサルタント・個人事業】

こんにちは。

すべての人がお金、時間、社会のしがらみから自由になり、豊かな暮らしを実現できる世の中を作る起業コーチの幸治 里織です。

今日は育児中に教室開業して稼ぐには?自宅で稼ぐプロがこっそり教えますということについてお話しいたします。

好きなことで稼げる教室開業

あなたが趣味でやっていたことや、好きでずっと続けていたこと。
自分では当たり前で無意識でやっていることでも、他の人に「すごいね!」と褒められることがあると思います。

このように、自分では当たり前と思っていることでも、できない人から見るとすごいことをやっていて、教えて欲しいと思われることも。

育児中はできるだけ子供のそばにいてあげたくて、自分で稼ぐことを諦めている方でも、自分の好きなこと、得意なこと、趣味で稼ぐことができるのが教室開業です。

育児中に教室開業で稼ぐメリット

ここからは、育児中に教室開業稼ぐ2つのメリットについてお話しします。

好きや得意を仕事にするのでストレスフリー

育児中は子供に時間が取られて、自分の好きなことができないということもありますが、好きや得意を仕事にすることで、やりたいことをやりながら稼げるというメリットがあります。

まるで趣味に没頭するのと同じ感覚で仕事ができるため、子育てでイライラしがちな毎日も楽しく過ごせるようになります。

知識やスキルを活かせるので特別な努力が不要

すでに自分自身が取得している知識や技術を使って教室開業をするため、新しく何かを学ぶという必要がありません
ですから、極端な話、思い立ったらすぐ教室開業できると言ってもいいでしょう。

とは言うものの、受講生に教えると言う立場上、知識や技術はずっとそのままでいいと言うわけにもいきませんから、常に最新の知識や技術は身につけておきたいものです。

新しく学ぶにしても、好きなことや得意なことなので、苦労せずに学ぶことができます。

教室開業2種類の運営方法

育児中に教室開業で稼ぐ方法としては「自宅教室」または「オンライン講座」の2種類があります。

あえて追加するのであれば、「場所を借りて教室開業する」と言う方法もありますが、そうなると育児中に稼ぐにはハードルが高くなりますので、今回は「自宅教室」と「オンライン講座」に絞って紹介します。

自宅教室

自宅教室のメリットは、なんと言っても通勤時間ゼロ分
自宅で準備からレッスン終了まで完結しますので、とても楽です。

育児中で小さいお子さんがいても、移動がないのでお子さんにもストレスがかかりません。

ただし、育児中は何があるかわかりません。
子供の急な発熱やケガはつきものです。

そのため、受講生を募集する際に自身が育児中であり、急な日程変更があることがあると言うことだけは明記しておいた方がいいでしょう。
そうするとトラブルやクレームになることは少なくなります。

また、受講生の中には子供嫌いの方がいらっしゃるかもしれませんので、レッスン中は子供が邪魔しないようにするのか、それとも子供も教室に一緒にいるのかと言うことも、募集ページで記載しておいた方が受講を検討している方に親切です。

オンライン講座

コロナ禍以降、教室業でもオンライン化が進みました。
すでに「教室は対面でないとだめ」ということは常識ではなくなっています。

オンライン講座をするメリットは、日本全国、または世界から受講生を獲得できると言う面です。
講座に興味を持ってくださった方が、対面だったら遠すぎて通えないと諦めるところを、オンラインだったら自宅にいながら受講できます。

また、オンライン用の機材やネット環境を整える必要があるものの、対面レッスンでは道具が必要であれば受講生の人数分揃えなければいけないのに対し、オンライン講座であれば自分一人分だけですみます
道具を使う講座では、道具の保管場所なども必要となるため、それがいらなくなると言うメリットも。

さらに、自宅教室の場合、受講生を迎え入れる必要があるため、部屋の掃除が欠かせません。
オンラインレッスンだとカメラに映る範囲が決まっていますので、掃除も必要ありません。

育児中であると、子供のおもちゃやおむつといったものは手に届くところに置いておきたいので、わざわざそれを片付けると言う面倒なこともないのです。

ただし、育児中は自宅教室と同じ理由で子供の急な発熱やケガで日程変更する可能性があることと、画面に子供が映り込む可能性があると言うことを明記しておいた方がいいでしょう。

教室開業方法

ここからは育児中に教室を開業する際に、最低限押さえておきたいことを順を追って紹介します。

この通りにしていただいても構いませんし、前後してもいいでしょう。

ターゲット設定

「ターゲット」とはあなたの教室に来てほしい受講生のことです。
マーケティングでは「ペルソナ」を設定すると言う場合もあります。

あなたの技術でどのような人に幸せになってほしいのか、どのようなことに困っていてあなたの教室に来るのか。
ここをしっかり考えます。

このふたつが、教室運営の「芯」となります。
揺らがない芯を持った教室は、コンセプトもしっかりしています。

つまり、教室運営の「芯」がコンセプトにつながると言っても過言ではありません。

「芯」のない教室は、何を教えるのか、誰を幸せにできるのか、受講生にどんなメリットがあるのか分からないため、売上が上がりにくいと言う結果になるのです。

人は、自分にメリットがある、有益であると判断するから商品を購入します。
ですから、まず、お客様になる方が抱える問題やそれを解決することでどう言う未来があるのかを最初に考えましょう。

教える内容

ターゲット設定ができたら、お客様に有益になる講座内容を考えていきます。

通常は自分が教えたいこと、やりたいことを教室で教えてしまいがちです。
もちろんそれでも構わないと思うのですが、自分が教えたいことをどうやって受講生が有益な情報を得ることができるのかを考えます。

つまり、受講したらどのような悩みが解決されるのか、が大切です。

初心者の頃はどのようなことを受講生が求めているのかがわかりません。
講座を実施したときに、受講生にアンケートを取ってみると、あなたの講座に対して受講生が求めていることが見えてきます。

運営方法

対面、つまり「自宅教室」で開催するのか、それともオンライン講座にするのか、もしくは両方行うのかを決めます

なぜ、これを決めないといけないかというと、お客さまを集める方法、つまり集客方法が対面とオンラインでは異なるからです。

前述した通り、オンライン講座は日本全国、もしくは世界から受講生が集まります。
どのような運営方法なのかを募集ページにしっかり記載することが、必要なのです。

受講しようかどうか検討している方が、迷わなくて済むように、運営方法もきちんと決めましょう。

開業届

教室開業は、ボランティアではありません。
お客さまから受講料を受け取って運営します。

そのため、お小遣い稼ぎのために月に数万円の売上を目指している場合であったとしても、個人事業主となりますので、必ず開業届は出しましょう

納税地を所轄している税務署に「個人事業の開業届出・廃業届出書」を事業を開始してから1ヶ月以内に提出します。
国税庁のホームページに届出書の書式がPDFでダウンロードできるようになっていますので、そちらを印刷して記入するか、最近ではインターネットで必要事項を記入して届出書が作成できるサイトなどもありますから、そちらを活用するといいでしょう。

届出を提出するのと同時に所得税の青色申告承認申請書も提出することをおすすめします。
確定申告の際、白色申告と青色申告がありますが、青色申告の方が控除額が多いなどメリットがあります。

教室開業する前にやるべきこと

教室開業をするとき、必ずやるべきことがあります。
それは、「集客と販売」です。

同じように捉えられることも多いのですが、全く性質が違います。

これらをせずに、教室を開業したところでお客さまは集まりません。
ここからは集客と販売についてお伝えしていきます。

集客とは

「集客」とは、実際に購入していただくお客さまを集めること
つまりはこれからお客さまになっていただく方、未来のお客様を集めることです。

最初から商品を買ってくださる方もいらっしゃるのですが、まずはあなたの商品に興味を持ってくださる方を集める必要があります。

どのようにして集めるのかというと、ホームページを作ったり、ブログを書いたり、SNSで発信したりと「マーケティング」をしていくのです。

子育て中なら、SNSやブログでコツコツと投稿してあなたの作った作品を載せたり、どんな想いで教室をやるのかと言うことを書いていきます。

集客を事前に行うことで、教室開業した時にスムーズに商品を販売することができるようになるのです。

販売

「販売」とは集めた未来のお客さま向けに、あなたの商品を紹介し、購入していただくよう促す活動です。

集客であなたが集めた未来のお客さまは、少なくともあなたの事業や商品に興味を持っているはず。
その方達に商品の案内をすることで、販売していきます。

中には、興味があるけどまだ様子を見たいと言う方だったり、日程の都合が悪くて次回の開催時には参加したいと思っている方も。

すぐに売り上げにつながらなくても、根気よく案内を続ければ、お客さまの都合のいいタイミングで商品が売れます。

教室開業の注意点

最後に、教室開業の注意点について3点お話しします。

最初の2点は自宅で教室を行う場合の注意点です。
3番目は自宅教室、オンライン講座共通の注意点となります。

しっかり確認しておきましょう。

セキュリティ面

自宅で教室開業する場合、募集ページには記載せずに募集をしたとしても、受講を決めていただいた方には自宅住所を教える必要があります

そのため、受講生側から自宅の住所が漏洩してしまう可能性がある、と言うデメリットがあります。
自宅住所が知られるのが嫌だと言う場合は、子育て中には少しハードルが高くなりますが、レンタルスペースなどを借りたりして運営する方がいいでしょう。

また、女性講師の教室の場合、悪意を持った男性が参加して事件になる可能性も否めません。
女性専用の教室にするなど、対策をする必要があるでしょう。

さらに、家族構成も知られてしまうと言う懸念があります。
レッスン中に家族が帰ってきたり、レッスンをしている部屋に入ってきたりと言うこともなきにしもあらずです。

むやみやたらに自分の家族の話しをしないようにするなどして、家族のセキュリティも守りましょう。

十分な広さが確保できるか

自宅で教室をする際に、募集人数が入っても問題なく実施できる広さがあるかを確認しておきましょう。

必要以上にたくさんの人を集めすぎると、作業しにくかったりと窮屈で、受講生の満足度が下がってしまう場合があります。

最初は欲張らずに、少人数からスタートし、もう少し増やしても十分な広さが確保できると思えるようであれば人数を増やすといいかもしれません。

経費の問題

自宅で教室開業するときに頭を悩ませるのが、水道光熱費や通信費などの経費の問題です。

個人で契約していることが多く、その一部を教室用として使うわけなので、どれぐらい使っているか正式にはわかりません。

税理士さんに伺ったところ、自宅で教室を月にどれぐらいの割合で実施しているかをもとに請求金額から経費として算出するとよい、とのことでした。

極端に実施回数が少ない、全くしなかったなどの時は調整する必要があるかもしれませんが、その割合はずっと固定しておいた方がいいとのこと。

また、消耗品などもついつい自宅用を使ってしまいがちですが、自宅用と教室用は別にして管理することをおすすめします。

今回のまとめ

今回は子育て中に教室開業で稼ぐ方法についてお伝えしました。

子育て中は外に出て働くと言うことが難しい。
だけども稼ぎたいと言う場合には、自宅で得意なことを仕事にするといいです。

ただし、育児中は何が起こるか分かりません。
急にレッスン日を変更するなどしなければいけなくなることも多いです。
それを念頭に置いて、理解してもらえる人だけ教室に参加してもらうといいですね。

また、注意点などもしっかり理解した上で教室開業してみてはいかがでしょうか。