こんにちは。
すべての人がお金、時間、社会のしがらみから自由になり、豊かな暮らしを実現できる世の中を作る起業コーチの幸治 里織です。
今日は『好きなことで働くメリットとは?失敗しない注意点なども含めて起業コーチが教えます』ということについてお話しいたします。
目次
好きなことで働くにはどうすればいいか知りたい方へ
好きなことで働く。
そんなことは無理だと思っていませんか?
やりたくない仕事を続けていても、楽しくないし、お金だけのために働くのは限界を感じている方も多いのではないでしょうか。
好きなことで働くのは、メリットがとても多いのですが、なかなか一歩が踏み出せないという方も多いのです。
そこで、好きなことで働くメリットと好きなことで働く際に失敗しない注意点についてお伝えします。
好きなことで働くメリット① ストレスが溜まりにくい
好きなことで働くメリットは、なんといってもストレスが溜まりにくいということでしょう。
自分自身が心から好きで、やりたいと思っていることで働くので、嫌な気持ちになりにくいのです。
心から好きなことでやりたいことは、誰が何と言おうとやりたいと思うもの。
止められてもやりたいと思うので、やらされているという意識がなく、自分自身の前向きな気持ちで働けます。
ですからストレスが溜まりにくいのです。
また、好きなことで働くと決め、起業した場合は、もっとストレスフリーになります。
自分自身が社長で社員である個人起業家の場合、誰からも指示されることもありませんし、自分の好きなように働くことができますので、とても自由です。
好きなことで働くメリット② 他の人より知識がある
好きなことで働くメリットは、他の人より知識があるということです。
あなたは気づいていないかもしれませんが、好きなことなので常に当たり前となっていて、その知識が他の人より多い。
例えば、ガーデニングが好きな方がホームセンターの園芸売り場で働いたとします。
ガーデニングの知識があるため、レイアウト方法や寄せ植えなどのアドバイスができたり、オススメのお花やハーブなどをお客様に詳しくお伝えでできます。
お客様からも好評で、またアドバイスをしてもらいたいとリピーターが増えたり、口コミで新規のお客様が増えたりします。
同僚からも、「〇〇について教えてほしい」とお願いされたりするようにも。
ですから、好きなことで働くと、知識が豊富なために職場でも重宝されるのです。
また、起業したいと思っている場合、あなたが「普通」と思っていることを知らない人がいます。
その方のために自分の好きなことを教えたりアドバイスをすることで働くこともできるようになります。
好きなことで働くメリット③ 幸福感を味わえる
幸福、つまり「幸せ」というのは自分一人では味わうことができない感覚です。
自分一人が儲かったり、いいことがあったりすると、一瞬は「幸せ」を感じるかもしれませんが、長続きしません。
人間は他人に喜んでもらって、初めて「幸福感」を感じるようにできているのです。
好きなことで働くと、あなたの知識や技術が豊富なため、そのことを教えたり伝えることで感謝されます。
他人に感謝されると、幸せを感じます。
好きなことで働くと心が温かくなるのは、他人から感謝されたり、喜ばれたりして自分が役に立ったと思えるからなのです。
そのような感覚を得ることができると、自己肯定感もアップし、さらに好きなことで働くのが楽しくなります。
好きなことで働く際の3つの注意点
好きなことで働く際に、注意点もあります。
やみくもに好きなことで働いて、失敗したら元もこもありません。
特に起業して好きなことで働く際に注意していただきたいことがたくさんあるのですが、今回は3つに絞ってお伝えします。
好きなことで働く注意点① ニーズがあるか確認する
好きなことで働く時に必ず確認しなければならないのが、「ニーズがあるか」ということです。
ニーズもないのに好きなことで働いても、お客様が来なくて残念な結果になる可能性があります。
ニーズがあるかどうかを確認するには、あなたが参入しようとする分野にすでに参入者がいるかどうかを確認します。
例えば、パン教室などでしたら、すでに教室はたくさんありますし、通われている生徒さんもたくさんいるということから、ニーズがあるということです。
ただし、ニーズがある分野に参入する場合は、すでに参入している人と全く同じものをしないことが重要。
少しズラした事業で行います。
全く同じものであっても、地域密着型で行う場合だったら構いませんが、昨今はオンラインで展開される方も多いです。
私自身も、オンラインでパン教室を全国から受講生を集めています。
ビジネスの世界は「先行優位」です。
先にやっている人が優位に立っている状態ですので、後から参加した人はなかなか追いつけないのです。
ですから、同じ分野に参入するには、事業の差別化が必要になってきます。
なお、検索しても検索結果に出てこないものなどは、ニーズがないと考えます。
ニーズがない場合は実施しない方がいいです。
なぜかというと、新規事業というのは個人では広めるのが難しいからです。
それに加えて、多くの人に認知されるまで時間がかかるため、すぐに売上に繋がりにくい。
売上はすぐに必要なくて、あなたのやっていることを多くの人に知ってもらいたい、そんな場合はニーズがなくても続けていくことで、徐々に認知されてきますから、全くできないということもありません。
好きなことで働く注意点② 常に学び続ける
好きなことで働く際の注意点その2は、今ある技術や知識で十分だとは思わないことです。
好きなことで働くと、忙しくなってしまい、新しい技術や知識を得る時間が足りなくなってしまいます。
ですが、常に学び続けないと、情報が古くなってしまい、せっかくきてくださったお客様にとって、知っている情報である可能性があります。
常に最新の知識・技術を身につけて、最新の状態に保つことで、お客様から信頼されます。
好きなことで働く注意点③ 義務にならない
好きなことで働く注意点、最後は「義務にならない」ということについてお話しします。
人は、義務に感じてしまうと、いくら好きなことで働いたとしても辛くなってしまいます。
少しでも「やらなければならない」と感じると、脳はやらなくていい方法をクリエイティブに考えだし、普段、考えもつかないことをやり始めるのです。
これを「クリエイティブアボイダンス」と言います。
日本語では「創造的回避」。
つまり、やりたくない、やらなければいけないと思った時に、どうやってそれを回避するかを無意識が考え出すのです。
自分の好きなことで働くと決めたのに、なぜか前に進まない、気乗りがしないなどという場合は、好きなことで働くことが「義務」になっているのかもしれません。
クリエイティブアボイダンスを回避する方法は、常に「これは私の選択した好きなことだ」「心からやりたいことだ」と思うこと、それに加えて目標(ゴール)を設定すると良いでしょう。
今回のまとめ
今回は好きなことで働く方法と、好きなことで働く際の注意点についてお伝えしました。
好きなことで働くのはとてもうれしく楽しいことです。
ですが、それが義務にならないよう注意しながら、たくさんのお客様を幸せにしましょう。