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オンライン講座を開催する際の注意点とは?オンライン講座に詳しいプロの起業アドバイザーが教えます
こんにちは。
すべての女性がお金、時間、社会のしがらみから自由になり、豊かなな暮らしを実現できる世の中を作る起業アドバイザーの幸治 里織です。
今日は『オンライン講座を開催する際の注意点とは?オンライン講座に詳しいプロの起業アドバイザーが教えます』ということについてお話しいたします。
オンライン講座を実施する際の注意点を知りたい方へ
今日は、オンライン講座を開催する際の注意点についてお話をします。
少し細かいお話も多いかと思いますが、主催者側としては受講生が心地よくオンライン講座を受講していただけるよう、最新の注意が必要になります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
オンライン講座の注意点① 通信環境
まずオンライン講座を開催するにあたって特に重要になってくる注意点が通信環境です。
講師の側で通信状態が悪いと、講座が中断してしまうことになってしまいます。
通信環境は必達だと考えてください。
きちっと繋がる状態にしておくことが必要です。
この注意点を踏まえると、Wi-Fiでの開催は避けたほうがいいです。
Wi-Fiは電波を使って発信していることになりますが、その電波が途切れてしまうと切れてしまいます。
だから、必ず線を繋いで、有線で配信しましょう。
有線であれば配信する側はきちんと発信ができます。
オンライン講座を開催する際には、Wi-Fiではなく、有線回線を使いましょう。
私がオンライン講座をやっている場所はLANケーブルの口からけっこう離れているので、長めのLANケーブルを買ってパソコンに繋いで配信をしています。
そうすることで、こちら側からは安定して通信を供給できます。
LANケーブルも長くなれば少し高くなりますが、そういう場所でしか開催できないのでしかたありません。
そういうものを準備して開催してください。
オンライン講座の注意点② 相手に伝わりやすいようにゆっくり話す
次の注意点としまして、場所を共有しているわけではないので、できるだけ詳しく、そして、ゆっくり説明するということが大切になります。
早口で説明すると意外と聞き取れなかったりします。
オンラインの場合は特にです。
生徒さんも、手を動かしながら、例えば何か作業を行いながら聞くということがあると思います。
そうすると注意力が下がり聞き逃すということがあったりします。
そして「あれ?先生はなんと言ったんだろう?」ということが発生するので、できるだけ、ゆっくりお話をしましょう。
また、作業をする場合も分かりやすいように、自分の手元を見せるとか、そういう場合もゆっくり話すということが必要になります。
オンライン講座の注意点③ 作業をする講座の場合の注意点
私はオンライン講座を開催して4年めになりますが、生徒さんにとって分かりやすくなるように工夫する必要があると考えています。
私の講座の内容は自家製酵母パンということで、こね始めから焼き上がりまで8時間くらいかかってしまいます。
だから、それを全てレッスンしようとすると時間の拘束などもあってみなさんに迷惑をかけてしまいます。
だから、あるていどは、ご自身でやっていただくということを前提としてレッスンをしています。
そのためには何が必要かというと、たとえば、レッスンをスタートする前にやっていてほしいことの動画を作成し、それをみていただいてご自身で作業していただく行程が出てきます。
動画を配信しておいて、そのとおりにやっておいていただき、そこまでは終了しているということでレッスンをスタートさせます。
そのときに重要になるのは、その動画を見ただけで分かるように製作する受講生側の技量です。
だから、私のレッスンは初心者の人はお断りとしています。
対面レッスンは初心者でもかまわないのですが、動画の場合はあるていど分かっていないと「この先生は何を言っているのだ?」となってしまって困るのです。
だから、その段階でのレベルを一定にしているということがあります。
つまり、どんな人にどんな内容の講座を提供するのかということでいろいろ変わってくるとは思います。
私の場合は、初級ではなく、中級以上の人がオンライン講座の対象ということになっています。
そして、せっかくオンラインで受講していただいているということで、レッスンの動画はあとで見返せるようにしておきます。
「あのとき、どういうふうな作業をしたっけな?」ということを見直せるように動画を配布するようにしています。
注意点を確認して受講しやすい環境に
私自身は、対面の講座よりもオンライン講座のほうがメリットが大きいと思っています。
自分のパンの性質からいうと、こね始めから焼き上がりまで8時間くらいかかってしまいます。
対面のレッスンでもオンラインと同様に成形と焼成だけをやっていただくようなレッスンにしています。
そして、その前の段階の作業はまったく分からないんですね。
「こね」はデモンストレーションをしますが、その間の「パンチ」や「生地の扱い」だったり、そういうものが見えないのが対面レッスンになります。
その場でデモンストレーションで可能なものはお見せするのですが、なかなか伝わりにくい部分があります。
でも、オンライン講座であれば自分がやっている作業を全て収録してみなさんに見ていただくことができます。
だから、教えるほうとしてもメリットが大きいと思っています。
生徒さんの側でもこちらが動画でお伝えしたことを理解していただけるので、動画と併用するということは良いことだと思います。
オンライン講座を開催するにあたって、分かりにくいことは別の動画を撮影してお渡しするのが、生徒さんにとっても便利で親切です。
やはり受講してくださる生徒さんが満足してくださるのが最も重要です。
どういうふうにすれば生徒さんに喜んでいただけるかということを考えながら講座づくりをするのが良いですね。
今回のまとめ
オンライン講座を実施するには、色々な注意点があります。
自分の実施する講座の内容に合わせて、事細かに注意点を確認し、不備のないように行わないといけません。
受講してくださる方が、喜んでくださる内容にするためにも、自分の講座の注意点はどんなことがあるのかをしっかり確認し、実施していただければと思います。