こんにちは。
すべての人が真の自由(精神的自由、経済的自由、時間的自由)を手に入れ、豊かな暮らしを実現できる世の中を作るプロフェッショナルコーチの幸治 里織です。
今日は『個人事業主向けコーチングとコンサルティングの選び方。プロのコーチが違いを解説します!』ということについてお話しいたします。
目次
コーチングやコンサルティングを導入しようと考えている個人事業主の方へ
事業をもっと大きくしたいと考えていたり、今抱えている問題を解決したいと思われている個人起業主の方でコーチングやコンサルティングを導入しようとお考えの方もいらっしゃると思います。
自分一人で悩んでしまうよりも、第三者の目を借りて問題解決したり、事業拡大の糸口を見つける方が断然早いのは確かです。
ですが、コーチングやコンサルティングを導入するにあたり、どのような違いがあるのか、自分にとってメリットは何があるのか、気になるところだと思います。
そこで、今回はコーチングとコンサルティングの違いを簡単に説明し、その具体的な違いの説明と、それぞれを導入するメリットについてお話ししていきます。
そもそもコーチングとコンサルティングって何が違うのか
コーチングとコンサルティング。
このふたつは似ているようですが全く違うものです。
クライアントとしてコーチングを受ければいいのか、それともコンサルティングを受けたらいいのか、迷うこともあるかと思います。
それぞれの違いを知り、間違ったものを受けずに自分に必要なものを受けることが重要です。
コーチングとコンサルティングは何が違うのかということを今回はお伝えしたいと思います。
コーチングとは
コーチングは、クライアント自身が目標達成のための解決策を見出すプロセスをファシリテートすることに焦点を当てています。
具体的には次のような特徴があります。
コーチは質問や活発な聴き方を通じて、クライアントの考え方や行動の変容を促します。
答えを提供するのではなく、クライアント自身で解決策を見出すプロセスを支援するのです。
セッションでは、ゴール(目標)の設定、現状の確認、解決策の検討、行動計画の策定などを行います。
継続的な関係性の中で、クライアントの成長を支えていくのがコーチングです。
このように、コーチングはクライアント自身の気づきと可能性を引き出すプロセス支援であると言えます。
クライアントの前向きな変化を導く有効な手段です。
コンサルティングとは
コンサルティングは、コンサルタントが自らの専門知識と経験に基づいて、クライアントの課題解決のためのアドバイスを提供することに重点が置かれています。
そのため、コンサルタントの知識量・経験量により受けられるサービスが限定されてしまうという可能性も否定できません。
コーチングとコンサルティングの具体的な違い
それでは、コーチングとコンサルティングは具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
以下にまとめてみましたので参考にしてみてください。
- コーチングはクライアント自身の気づきと行動変容に焦点を置いているのに対し、コンサルティングはコンサルタントの専門的なアドバイス提供に焦点を置いている
- コーチングはクライアントの目標達成を支援することに対し、コンサルティングは課題の解決策を提案する
- コーチングはクライアントの無限の可能性を引き出すことを目的にしているのに対し、コンサルティングは具体的な答えのみを提供する
- コーチングはプロセス重視し、コンサルティングは結果重視
- コーチングは継続的な関係であるのに対し、コンサルティングは一時的な関係である
このような違いがあるため、目的や状況に応じてコーチングとコンサルティングを使い分けることが重要です。
個人事業主がコンサルティングを受けるメリット
コンサルティングを受けるのは大きな企業だけ、というイメージがありますが、個人事業主にとっても課題解決等に役立てるため、コンサルティングを受けるメリットは多くあります。
個人事業主がコンサルティングを受けるメリットについてご紹介していきます。
専門的な知識を得られる
コンサルタントは専門的な知識や経験を持っているので、その知見を活用できます。
例えば、マーケティング、財務、ITなどそれぞれの専門領域またはそれら全部の知識を得られます。
課題の早期発見ができる
コンサルタントの外からの視点で事業の課題を早期に発見できます。
自分だけで気づきにくい点を指摘してもらえます。
課題の解決策を提案してもらえる
コンサルタントに課題の解決策を提案してもらうことができるので、迅速な解決が図れます。
戦略的なアドバイスをもらえる
事業戦略、マーケティング戦略など、戦略面でのアドバイスを得ることができます。
オブジェクティブな視点を得られる
コンサルタントからはオブジェクティブ(客観的、事実に基づいた)な視点でのアドバイスをもらえ、事業を客観的に捉えることができます。
このように、個人事業主にとってコンサルティングは、専門的な知見を得て課題を解決し、事業を発展させる上で有益です。
戦略的なアドバイスを得られるメリットが大きいでしょう。
個人事業主がコーチングを受けるメリット
昨今では、コーチングは企業のトップだけではなく、企業の構成員全員へ導入されることが多くなってきました。
だからと言って、コーチングは企業向けというものではなく、個人事業主もコーチングを受けることにより大きく変わることが可能になります。
ここでは、個人事業主がコーチングを受けるメリットについてお伝えします。
目標達成のための動機づけが向上する
個人事業主は自分一人で事業を進めることが多く、時に動機づけが下がることがあります。
コーチングを受けることで、目標達成に向けた意欲を高めることができます。
新たな気づきが得られる
コーチからの質問で状況を多角的に捉えることができ、事業に対する新たな気づきが得られます。
ストレスが軽減される
孤独感やストレスが溜まりがちな個人事業主ですが、いつでも相談できるコーチがいてコーチングを受けることでストレスが軽減されます。
仕事と生活のバランスが改善される
自分の生活と仕事の両立についての気づきが得られ、バランスの取れた生活が送れるようになります。
自己肯定感が高まる
コーチングを通じて自己理解が深まり、自己肯定感が高まります。
このように、個人事業主にとってコーチングは、仕事と生活の両面で前向きな変化をもたらしてくれる効果的な手法です。
プロアスリートやオリンピック金メダリストも使うコーチング
プロアスリートやオリンピックの金メダリストも使うコーチングは、科学的根拠に基づく、「マインドの使い方」です。
世界的なトップアスリートは、誰でも実力がありますが、結果を出せるかどうかは、「マインドの使い方」を知っているかどうかです。
これだけで、世界のトップになれるかどうかが決まっていると言っても過言ではありません。
それでは、一般的なコーチングとプロアスリートなどが使うコーチングはどのような違いがあるのでしょうか。
プロアスリートの使うコーチングの特徴は以下のような点が挙げられます。
クライアントの目標達成を第一に考える
クライアント自身が望む目標の達成を何よりも優先します。
コーチはクライアントの目標達成を強力にバックアップします。
クライアントの可能性を引き出す
クライアントの強みや才能、可能性を引き出すことに重点を置いています。
問題点だけでなく、クライアントの持っている力に着目します。
クライアントの自己決定を尊重する
クライアント自身が主体的に決定していくプロセスを大切にします。
コーチはアドバイスをしないことが多く、クライアントの自己決定を尊重します。
クライアントとコーチの対等な関係性
コーチとクライアントは対等な立場で関係を築きます。
コーチは上から目線ではなく、寄り添う姿勢で臨みます。
クライアントの気づきを引き出す
コーチはクライアント自身の気づきを引き出す質問を心がけます。
クライアント自身の考え方の変容が重要視されます。
このように、クライアント中心の姿勢がプロアスリートも使うコーチングの大きな特徴です。
クライアントの可能性を引き出す関係性が構築されます。
今回のまとめ
今回はコーチングとコンサルティングの違いと、個人事業主がコーチングやコンサルティングを導入する際のメリットなどについてお伝えしました。
これらは企業の経営者などの特別な人しか受けられないと考えられがちですが、個人起業主でもどんどん導入して成果を出されている方が多くいらっしゃいます。
特にコーチングは個人事業主だけでなく、個人でももちろん導入することは可能。
一度導入すれば、一生物のスキルを身につけることができると言っても過言ではありません。
悩みがある方はぜひ、コーチングの導入を検討いただければと思います。
コーチングは誰でも利用できる
ここまで説明すると、コーチングは企業や個人事業主、またはプロやプロを目指すアスリートのみが使うものだと思われるかもしれません。
ですが、一般の方でも自分自身を大きく変えたい、今の生活から抜け出したいなど、現状よりも良い人生を歩みたいのであれば、ぜひコーチングを受けてください。
例えば次のようなような想いがある時は、一度ご相談ください。
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