こんにちは。
すべての人が真の自由(精神的自由、経済的自由、時間的自由)を手に入れ、豊かな暮らしを実現できる世の中を作るプロフェッショナルコーチの幸治 里織です。
今日は『努力せずに夢を叶える5つのコツ』ということについてお話しいたします。
目次
夢を叶えるには努力が必要だと思っている方へ
夢を叶えるのには、とても大変な努力が必要だと思っていませんか?
成功している人たちを見ると、過去に大変な努力をしたからこそ、今の成功があるといえます。
ですが、本当に成功者たちは努力をして、今の成功があるのでしょうか?
多くの成功者たちは「努力なんてしていない」と言います。
気づいたら、今のようになっていた・・・と。
なぜ努力をせずに夢が叶うのでしょうか?
今回は、努力をせずに夢を叶える方法をお伝えします。
努力せずに夢が叶えるにはどうすればいいのか
努力せずに夢が叶うなんて、それこそ夢物語ではないか、と思われるでしょう。
ですが、夢を叶えるためには努力なんて全く必要ありません。
なぜ、努力が必要ないのかというと、脳の仕組みを利用すれば、全く努力など必要なく、夢が叶うからです。
人の意識には「顕在意識」と「潜在意識」の2種類があります。
顕在意識とは、自分で認識できる意識のことで、潜在意識の方はというと、無意識下での意識のこと。
よくこれらの意識を氷山に例えられますが、顕在意識は氷山の水面から出ている部分で、潜在意識は水面の下の部分になります。
これらがどのような割合で存在するのかというと、顕在意識は5~10%、潜在意識は90~95%と言われています。
意識して認識できる顕在意識に比べると、潜在意識はなんと約19倍も存在していることとなります。
これほど大きな存在である潜在意識を活用しない手立てはありません。
潜在意識を利用することで、努力することなく夢を叶えることができるのですから。
どん底から復活してコーチとして活躍しているからお伝えできること
ここで少し私自身のお話をさせてください。
私は2014年にパン教室を始めました。
それから3年ほどはコンスタントに受講生が集まり、忙しい毎日を送っていたのですが、3年経った頃、ぱったりと受講生が来なくなりました。
月に受講生がひとりか多くてふたり。
ゼロという月も何ヶ月も続きました。
廃業するか、続けるか・・・
そんな選択をしなければならないほどでした。
その時、私は「続ける」という選択をしました。
そして、教室を満席にするという目標を掲げ行動し、その目標に向かい突き進んでいきました。
結果的に、教室を満席にすることができましたが、努力をした、という感覚はありません。
振り返ってみたら、努力したかな・・・ぐらいです。
周りからは「すごい努力しているな」と見られていました。
自分では努力している感覚はなくとも、周りからはそう見られるほど行動していたのでしょう。
それが無意識のなせる技なのです。
今は科学的根拠(機能脳科学、認知科学、心理学)に基づくコーチングのコーチとして活躍しているので、その頃の私を俯瞰してみると、脳の使い方がうまかったから成功した、というのがよくわかります。
脳をうまく活用すれば、周りからは努力しているように見えても、自分では努力しているつもりもなく、前に進んでいけるようになるのです。
自分にはそんな力はないと諦めていませんか?
このようなお話をすると、「それは幸治さんだからできたんでしょ?」と言われます。
ですが、実は誰でもできるのです。
人間はとても優秀です。
みんな優秀にできているのに、それを使いきれていないだけです。
潜在意識を誰でも持っているのに、それを有効活用していないから夢も叶わないし、夢を叶えるためには膨大な努力が必要だと考えてしまっているのです。
何度も言いますが、努力は不要。
脳の無意識 = 潜在意識を有効活用して夢を叶えることができます。
それではどうやって努力せずに夢を叶えればいいのか、と思われることでしょう。
次のセクションでは、努力せずに夢を叶える5つのコツをお伝えしますので、ぜひ、毎日のワークに取り入れてみてください。
努力せずに夢を叶える5つのコツ
ここからは、努力せずに夢を叶える5つのコツをお伝えします。
ぜひ、日々のワークとして取り入れて努力せずに夢を叶えてください。
①目標設定
人生の成功を手に入れたいと思い、夢を見る方は多いです。
ですが、それがうまくいかないのは、今までの成功法則が間違っているからなのです。
それでは、夢を叶えるにはどうすればいいのでしょうか。
夢を叶えるのはとても簡単です。
あなたが今、浸っている当たり前の現状から抜け出すことが一番の早道です。
現場から抜け出すなんて、そんなに簡単にできるはずない。
そう思うのもわかります。
世の中に広まっている成功法則は、
- 目標を明確に
- 自分の使命(ミッション)を持つ
ということを教えています。
もちろん、これらが間違っているというわけではありません。
それなりに、目標達成するために大きな力になるからです。
ですが、自分の目標と使命をしっかり持つということは、容易いものではありません。
明確な目標を持ったところで、ビジョンへと結びつかないからです。
その結果、明確にしたはずの目標が「理想的な現状」として、あなたを今の「現状」に強く縛り付けてしまっているという結果になります。
不満足な状態から抜け出して理想的な未来に向かうときに、目標や使命を明確化するとそれが邪魔してしまうのです。
一般的な自己啓発では、目標をはっきりさせるから目標の達成方法が分かり、目標を実現できるという考え方です。
しかし、このような自己啓発のような考え方で目標を設定しては、現状の延長線上での目標しか達成できません。
これは理想的な現状で、現状を維持するための手段になってしまいます。
今の現状に不満がある場合、理想的な現状の目標を掲げても、現状から抜けられません。
それではどのように目標設定をすればいいのでしょうか。
本来、目標というものは現状の外側に設定するものです。
現状の外側とは、今の自分とはかけ離れていて、今の仕事や環境では考えつかないような目標。
このような大きな目標を掲げると、達成できないのではないだろうか・・・
そう考える方が多いです。
実際に、私の周りにも「そんなの絶対無理だ」と最初から諦める方ばかり。
ですが、現状の外側にある現状の延長線上ではない目標だからこそ、100%それを実現することができるのです。
現実から離れた目標を本心から強く望むことで、必要な能力を獲得し達成できるというメカニズムです。
つまり、「望めば叶う」のです。
②言葉の法則を活用する
言葉というのは、人にとってとても多大な影響を与えます。
それを知っているのと知らないのでは、人生においても大きな違いが出てきます。
どんな言葉を使うのか、その使い方によってあなたの人生は決まってしまいます。
自分の望みを実現する原理を突き詰めていくと、言葉を使い自分に言い聞かせていくだけで人生の目標を達成してしまうぐらいのインパクトがあるのです。
現状の延長線上にはない目標を思い浮かべながら、その実現を強く望んで選択と行動を繰り返します。
その時に必要なのが言葉なのです。
「自分にはできる」「私はすごい人間だ」という言葉を自分に言い聞かせるわけです。
たったこれだけのことをするだけで、人間のマインドはとてもポジティブに変わります。
最初はこれらの簡単な言葉を自分に言い聞かせることから始めてください。
それからは、未来の理想の自分はどんな人なのか言い聞かせます。
自分が自由にコントロールしていると思っている情動も、言葉が規定しているのです。
ですから、いかに自分にポジティブな言葉を投げかけるかが重要。
その言葉を受け入れて自分自身が作られます。
③自己イメージを変える
人間が選択と行動を行う際に働く思考は、大きく3つに分けることができます。
意識的思考とは、普段意識して行っている思考。
潜在意識とは、顕在化していない意識のことで、あなたの選択と行動を自動に決めてくれます。
そして創造的無意識とは潜在意識の中でも自己イメージと強く結びついた無意識のこと。
「自分はこういう人間だ」という考えが潜在意識化したものだと捉えたらいいかと思います。
この創造的無意識は、自己イメージに合った行動を強制的に取らせます。
自己イメージから離れたことが目の前に現れると、創造的無意識が元の自己イメージの状態に戻るようにあなたに強烈に働きかけます。
無意識がこのようにする理由は、生命が持つホメオスタシス(恒常性維持機能)の働きからも理解できます。
例えば、熱が出た時に熱を下げようと汗をかいて下げようとします。
これは意識してできるものではなく、無意識で行うことでホメオスタシスと言います。
全く意識することなく働くこの作用により、人は現状を維持しようとするのです。
創造的無意識が今の現状を維持しようとするのも、このホメオスタシスが働くから。
今の自己イメージからかけ離れたところに行こうとすると、今の自己イメージに戻るように仕向けます。
大きく変わりたいと思うなら、この自己イメージを変える必要があります。
そのために、言葉を使い「私はこういう人間だ」という自分像を自分で作っていく必要があるのです。
自己イメージを大きく変えるためには、今持っている固定概念を壊して、新しく作ることです。
「私にはこのようなことをするのがふさわしい」という新しいイメージを植え付けていきましょう。
④目標を脳にプログラミングする
あなたが本当に達成したいと望むことは、誰がなんと言おうと、どのような障害があろうともいつの間にか達成します。
この思考のことを「目的的思考」と言います。
自分が本当にやりたいことというのは、誰がなんと言おうとやろうとします。
人間の持つ潜在能力を発揮し、誰も思い付かないような方法をやって、本当に望むことを実現してしまう。
それが目的的思考です。
この、目的的思考とは目的論的なプロセスを使って前進し、なりたい自分になること。
そのためには目標を脳にプログラミングする必要があります。
目的的思考を働かせるために、必要なことは3つ。
これらを使い、目標を脳にプログラミングします。
まず、イメージを使います。
例えばピアノが上手くなりたいと思っている中学生は、勉強そっちのけでピアノの練習をするでしょう。
その時に、自分が尊敬するピアニストが弾いている姿を自分と重ね、自分がそのピアニストのように弾いている将来の自分の姿や演奏のイメージを持ちます。
次に言葉です。
先に言葉の大切さをお伝えしましたが、それを使います。
ピアノの練習をしている中学生は「これぐらいでいいな」とは決して言わないはずです。
自分の尊敬するピアニストに近づくためには、自分のレベルはまだまだだと思うでしょう。
難しい譜面だったとしても、「難しいから私には無理」とは言わずに「きっとできる」と考え、繰り返し自分人に「きっとできる」と語りかけます。
最後に情動です。
ピアノの練習をしているときに、大きなホールで演奏会を行い、観客から拍手喝采を浴びている自分を想像しながら「最高!!」と思い、そして嬉しい感情が生まれてきます。
このように、あなたが目標を望むときというのは、必ずイメージ、言葉、情動を使っています。
これらがリアルで具体的になることで、それを実現できるのです。
目的的思考とは、イメージ、言葉、情動を使って脳に目標をプログラミングする作業といえます。
⑤目標へ導くメカニズムを知る
あなたを目標に導いてくれるのは目的的思考です。
自動的に目標にたどり着くように潜在意識を働かせるためには現状のコンフォートゾーン(居心地の良い空間)から目標を達成した時の将来のコンフォートゾーンに移動させる必要があります。
今のあなたが未来のコンフォートゾーンをリアルに感じるからこそ、現状のコンフォートゾーンが満足できず、無意識のうちにそこから抜け出して目標達成にふさわしい選択と行動をとります。
これが目的的思考があなたを目標に導くメカニズム。
そういう意味では、いかに将来のコンフォートゾーンを自分のものにするのかが重要になってきます。
つまり、目標を達成した時のコンフォートゾーンを今のあなたが強烈にリアルに感じ、そしてそのコンフォートゾーンで自然に振る舞う強烈な自己イメージを持つ必要があるのです。
そのために必要になってくるのが、エフィカシー。
エフィカシーとは目標を達成するための自己能力の自己評価。
これを常に高く維持する必要が出てきます。
エフィカシーを高く維持するためには、セルフトークで「自分にはできる」と常に言い聞かせることが大切です。
今回のまとめ
今回は努力せずに夢を叶えるコツをお伝えしました。
脳の使い方を駆使すれば、努力せずに自然と夢を叶えることができます。
その時に大切なことは、心からやりたいこと(want to)であるということ。
やらなければならない(have to)でやると、人間の持つ潜在的な能力は発揮できません。
常に、心から本気でやりたいことを目標に掲げて前に進むと、努力することなく夢を叶えることが可能です。
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