目次
オンライン講座の作り方。オンライン講座実施4年目のベテラン講師が教えます
こんにちは。
すべての女性がお金、時間、社会のしがらみから自由になり、豊かなな暮らしを実現できる世の中を作る起業アドバイザーの幸治 里織です。
今日は『オンライン講座の作り方。オンライン講座実施4年目のベテラン講師が教えます』ということについてお話しいたします。
オンライン講座の作り方を知りたい方へ
今日は、オンライン講座の作り方についてお話をしようと思います。
実は私は、オンライン講座を開始してから、2021年でもう4年目になります。
コロナ禍があってオンライン講座を始めたという人は増えましたが、私はそれ以前からオンライン講座を開催していたということになります。
そういうこともあって、オンライン講座の作り方をみなさんにシェアしようと考え、今回はブログに書かせていただきました。
オンライン講座の作り方-向いてる講座と向いていない講座
オンライン講座の作り方についてですが、まず、オンライン講座に向いているものと、そうでないものがあります。
基本的にはどんな講座も作り方を知っていたらオンライン講座にすることができると思います。
たとえば、セミナー系のものは、もちろん簡単にオンライン講座にできます。
しかし、私のようなパンであったり、お料理であったり、何か作業が必要だったり、作るようなものの場合は違います。
「一筋縄ではいかない」という言葉が合っているかどうか分かりませんが、パッとすぐに始められるものではありません。
今回は私が実施してきた、パン教室のオンライン講座の作り方について、実際どのようにやってきたかということも踏まえてお話しいたします。
実施しにくいオンライン講座の作り方
実施しやすい講座と実施しにくい講座があるということをお伝えいたしましたが、実施しにくいのであれば、どういうふうにフォローしていくのか。
そういうことを考えていく必要があります。
私の場合は、自家製天然酵母という、発酵時間の長いパン作りについて提供しているので、もともと対面のレッスンでも、私が事前に生地を仕込んでおき、生徒さんが来られた時には、すでに発酵が終了した生地を使って、そのあとの成形についてのレッスンをさせていただいています。
パン生地のコネ方についてはその教室でやっていただき、その生地を持ち帰っていただいて、あとはご自宅で焼いていただくというのが対面レッスンでの流れです。
オンライン講座の作り方は対面での講座の作り方と違います
いちばん最初にオンライン講座を始めた頃は、講座の作り方がよくわからないままスタートしたということもあり、すべてデモンストレーションでパン作りをやっていました。
1年半くらいはずっとデモンストレーションでやっていました。
そのとき、基本的な講座の作り方については対面レッスンで自分がやっていたことをベースにして考えていました。
だから、対面で自分がやっていたことを見ていただければいいと考えてデモンストレーションでやっていました。
出来上がったパン生地があって、ベンチタイムをやって、成形して、二次発酵をして、焼いていく、という一連の流れ見ていただき、あとは生地のコネをデモンストレーションでやっていました。
デモンストレーション方式のオンライン講座の場合、受講生はただ画面を見るだけになりますので、長時間見るのは辛いだろうと思い、3分クッキング形式で時間差で仕込んだ生地を準備して1時間以内に講座を終了するようにしていました。
ですけれども、やはり、見るだけではつまらない、一緒に作ってみたい、という要望が生徒さんからありました。
それで、一緒に作っていくということでオンライン講座の作り方を全て組み立て直しました。
オンライン講座の作り方は受講生が受講しやすい方法で実施すること
そのときに、どうやったらいいかと考えました。
まず生地を作っていただかなくてはいけないというところと、生地を作っていただくところからオンラインでやるのか。
それとも、何か他の媒体で作り方を先にお伝えして講座を実施するのか。
そういうことを考えたときに、朝からインターネットの会議システムに生徒さんに繋いでいただき、一緒にこねましょうかというと、使っている機材が違ったり、手ごねだったり機械ごねだったり、それぞれいらっしゃると思うので、こねる時間がまちまちで、一緒のタイミングで行うことは無理だと思いました。
ご自身のタイミングでこねていただく方が、ずっと楽に違いないと考えたからです。
オンライン講座用のサイトにアクセスしたり、朝から画面を見ながらこねるのは、さすがに大変です。
それで、私自身が機械でこねている動画を撮っておいて、レッスン始まるまでの工程を全て収録した動画を先に生徒さんにお渡ししました。
そして、成形から焼き上げまでをレッスンでやるという形でやってみたら生徒さんからは好評をいただきました。
先に動画があるので、それを見たうえでこねることができて良かったとか、レッスンの動画も録画しておいて後から復習をするときに何回でも見返すことができるようにとお渡しをすると、分かりやすかったということで喜んでいただけました。
つまり、自分がやっている事業をオンライン化するときには、どういうふうにすれば生徒さんに分かりやすく出来るかということを、まずは考える必要があります。
もし、どうすればいいのか分からないのであれば、無料や格安で体験会を開きましょう。
その時に、無料や格安で体験会を開くときに、募集ページに必ずアンケートに答えてもらうように記載しておきます。
内容、時間配分など、自分が気になることをアンケートにして、受講してくださった方の意見を参考に、本講座を実施するといいでしょう。
作り方ひとつでオンライン講座を受講してくださった方の満足度が変わります
対面のレッスンとオンラインのレッスンは、ちょっと違うものであると思います。
対面では出来たけれども、オンラインレッスンではまた別のスキルが必要になるということが出てきます。
どうすれば生徒さんに分かりやすくできるかということをしっかりと考えて作るのが良いです。
私のやり方としては、最初はすべてデモンストレーションでやって見せていただけだったけれども、一緒にやるとなると、どうすればいいのかということで考えたことによって、今はオンラインレッスンをメインでやっていけているということに繋がっています。
ですから、自分が今やっているということをオンライン化するという場合には、どうすれば分かりやすいか、どうすれば生徒さんにとって見やすいか、そういうことを、生徒さんの目線で考えるといいです。
そうすれば、分かりやすい講座ができるのではないかと思います。
ぜひ参考になさってください。
私のやり方が参考になるかどうかは分かりませんが、ひとつの方法として考えていただければと思います。
今回のまとめ
今回は、オンライン講座の作り方ということで、実際に私のオンライン講座の作り方を例に出して紹介しました。
どの講座にもこの作り方が当てはまるとは限りませんが、何よりも、受講生に満足してもらえる、喜んでもらえる講座作りが重要だと思います。
自分がやりやすいかどうかは元より、受講してくださる方がやりやすい方法を考えたオンラン講座の作り方をしてくださいね。