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教室運営での収入はどれぐらい?起業アドバイザーが詳しく解説します!
こんにちは。
すべての女性がお金、時間、社会のしがらみから自由になり、豊かなな暮らしを実現できる世の中を作る起業アドバイザーの幸治 里織です。
今日は『教室運営での収入はどれぐらい?起業アドバイザーが詳しく解説します!』ということについてお話しいたします。
教室運営をするとどれぐらいの収入になるのか気になる方へ
今日は、教室運営での収入がどれくらいになるのか、ということについてお話をします。
これから教室を運営していこうと思っている人には、自分の収入がどれくらいになるのかと思われる方も多いと思います。
私が行っているのはパン教室ですが、これでどれくらいの収入になっているのかということについてお話をします。
教室運営をしても収入が安定しなかった過去
自分の経歴からお伝えをすると、パン教室を始めて2021年で6年になります。
もうすぐ7年目に突入です。
最初は、物珍しさもあってか、生徒さんもけっこういらっしゃって、自分で集客するということをしませんでした。
そうすると、だんだんと生徒さんは減っていきます。
減っていって、これではいけないということでコンサルタントにお願いをしました。
そして、教室改造ということで、教室の中身をしっかりと作っていきました。
そうして、今の私があります。
そんな感じで生徒さんがいらっしゃらない時には、1ヶ月に1人か2人。
まったく生徒さんが来ない月が何ヶ月も続くこともあるような教室でした。
今では、ありがたいことにたくさんの生徒さんが受講してくださっていて、本当に幸せだと思っています。
今の私は毎月のレッスンが安定して決まっていて、月の半分くらいはレッスンをしています。
それでどれくらいの収入になるのかというと……。
教室運営の収入は売り上げがすべて収入になるわけではない!
生徒さんからお預かりする受講料があって、その中から経費がかかってきます。
ですから教室運営をしても売り上げが全て収入になるということにはなりません。
私の場合はオンラインレッスンがあって、この場合は、自分が作った酵母の種や、材料を発送するということをやっています。
だから発送料が必要になります。
自宅に来てくださる生徒さんについても材料費が必要ですが、オンラインだと、材料費と発送費、発送するときの資材類の費用が必要です。
そして、レッスンをする際の水道光熱費などが必要です。
他にもネット回線の契約、パソコン、Zoomというオンラインの会議システムの使用料、動画をアップロードするところの有料会員契約、ホームページの運営費用、教室運営にはそういった細々とした費用がかかってきます。
それでだいたいどれくらい収入が残っているかと考えると、多い月で半分くらいです。
少ないと、教室運営時の収入は3分の1くらい。
だから、生徒さんからお預かりする受講料の半分くらいが経費で消えていくと思っておくといいのではないかと思います。
とくに、お料理系などのように材料が必要な教室をされている場合は、どうしてもその材料が必要です。
セミナー系の教室運営をすれば収入は上がります
セミナー業をされる場合なら原材料費は要らないですね。
会場を借りてセミナーをする場合には会場費が必要ですが、お料理系のように材料や道具が必要になると、必ずそういうものを準備しなくてはいけません。
そのお金がかかってしまうので、半分くらいを目安にしていただいたらいいと思います。
セミナー業などは、ほぼほぼ経費がかからないと言っていいかもしれません。
私の知り合いにもセミナー業をしている人がいらっしゃいます。
その場合、通信費やパソコンの費用などは必要ですが、材料費が不要なので、その分も自分の収入になるとおっしゃっていました。
そういったセミナー業であれば材料費が無いので、もうちょっと収入が上がる感じです。
売り上げの半分ぐらいが収入になると考えると教室運営が楽になります
売り上げの半分ぐらいが収入にしかならないと最初からわかっていれば、毎月の売り上げで最終的に手元に残る収入がおおよそ予測がつくようになります。
手元に残る収入で、自分の事業をレベルアップするための講座に参加したりすることが可能ですし、機材なども揃えることができます。
教室運営をしていると、特に開業したばかりの頃は出て行くお金が多くて手元には残らないかもしくは残っても少しです。
ついつい売り上げ=収入と捉えてしまって使いすぎるということもあります。
どれぐらいが残るということを分かっていれば、教室運営も楽になるというものです。
今回のまとめ
いただいた受講料の全てが自分の収入になるかというと、必ずしもそうではないということがお分かりいただけたと思います。
なんらかの経費が必ずかかってくるので、まるまる自分の収入にはなりません。
経費は必ず必要で、何割かは出ていくお金なのだと思っていてください。
お料理系などのように材料が必要なものなら半分が目安です。
それくらいに思っていて、もし経費が抑えられてたくさん残ったら「良かった」ということになります。
逆にたくさん出ていってしまうと残念なことになります。
だから、半分くらいを目安にしておくと安心だと思います。
ぜひ、参考になさってください。